2011年11月21日月曜日

奥様リサーチ  Sony

Sony のブランド力

日本企業のブランド力が急速に落ちていると言われている昨今、TPPをめぐる賛成反対で日本経済の動きにとても興味を持ち出した私です。多少、売り上げが落ちたとしても、リストラしても日本企業に対してそんなにネガティブな印象をずっと持ってこなかった私は、最近になって初めて危機感というものを感じました。

先日BJ'sというCostcoの妹版のようなWhole storeに買い物に行ったときの事でした。
買うつもりは全くなかったのですが、TV売り場に行き、どこのものが置いてあるのか眺めていました。相変わらずサムスンのTVが半分以上ある中、日本製TVは寂しくSonyとSharpのTVがあわせて5台のみ置いてありました。日本国内にいると日本製のTVで溢れているいるので、一般の方はあまりわからないと思いますが、世界でのサムスンのTVが占める割合はかなりのもののはずです。TVだけでなく、他の電気製品もかなりのシェアを持っている売り上げNO.1企業なのです。そんな中、TVを見ている人が私に話しかけてきました。

「このサムスンっていうのは日本製なのか?」
「でも、Sonyが一番いいんでしょ?」

ずいぶんと時代遅れの人もいるもんだと思いましたが、実はこれが一般市民の感覚なんです。
その理由を裏付けるものに、その後こんなことに気づきました。全く同じ大きさで、同じ価格のソニー製とサムスン製のTVが並んで置いてありました。在庫を見るとサムスンは8台もあったのに、ソニーは2台しか残っていません。この2台っていうのは、型違いのTVの中でも圧倒的に在庫が少なかったんです。つまり、ソニーのブランド力は健在ということなんです。

あの、Appleのスティーブ・ジョブだってソニーに憧れて、ソニーのような会社にしたかったし、サムスンもソニーを目指していたんです。ソニーって本当に素晴らしい会社なのです。ソニーは様々なメディアコンテンツを持っていながら駆使していない、しきれていないような気がしてなりません。もっともっと頑張れる、大企業なんです。ちょっとプライドが高くて、妥協が出来ないところが欠点といえば欠点なんでしょうね。

私のような素人考えですが、とりあえず、売り上げを出すために、流行のApple製品を真似て商品を出してみたら、結構売れるのではないかと思うのです。特にipad。
この、PCタブレットはアメリカの中・高・大学生にはすごい便利な商品なんです。今や、宿題の範囲や教科書までPCで見ないと出来ないので、常にPCの前で勉強している子供たちですが、タブレットがあれば、どこでも自由に見ることができるので、ちょっとした時間でも宿題や調べ物ができちゃいます。ノートPCより軽いし、小さいし、安いので、今年のクリスマスに娘に購入しようか私も考えています。でも、ipadはちょっと高いので、BJ'sで見た他社のPCタブレットを考え中。どうして、日本製のタブレットがないんだろうかと思ってしまいますね。Sony製のタブレットがあったら、サムスンのGalaxyより売れるのではないかなあと私は思うのです。日本でもそのうち、勉強するにはPCが必需になってくるだろうから、早いうちに製品にしておくといいですよ。

あ、でも、Sonyさんのプライドが許さないですかね、真似するのは・・・・。




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