2012年3月27日火曜日

桜祭り

桜の季節がやってきました。
今年はとても暖かく、桜も早く咲いています。
そんな中、アメリカでもあちこちで桜祭りが開催されます。
アメリカの桜、実は日本から送られた桜がとても多いのです。

そんな中、知人がパフォーマンスをするということで、ちょっと皆様にお知らせです。
狂言、観てみると結構面白いものです。
フィラデルフィア、DCの皆様、是非足を運んでみてください。

ボストンは今年初めて、桜祭りが一日だけ開催されるとの事、知人は来れませんが、
楽しみたいと思います。

2012年3月22日木曜日

のんびり

今日は気温が28度もありました。夕方の散歩も遅めにして、近くの見晴らしの良い公園でのんびり。この写真、やけにひざ下が長く見えます。最近の子は手足が長くて羨ましい・・・。

2012年3月19日月曜日

2012年3月12日月曜日

Boston International Seafood Show

 北米で一番大きなシーフードショーがボストンで開催されました。
朝、ネットでこのショーを知り、もう今日しか行ける日がない!ということで、2時間半しかないけど取り合えず、開催場所に向かいました。
しかし、この催し、一般人は入れないとの事、せっかくここまで来て、こんな楽しそうなイベント、入らないわけにはいかぬと、”フィッシュマーケット”勤務ということで、お金を払って、無理やり入ってしまいました。
 山本海苔店


キティちゃんの缶に入った、味のりが結構受けていました。最近こちらでも’味海苔”が人気で、CostcoやTrader joe'sにも置いています。が、’味のり’と日本語で書いてあっても、中身は韓国海苔でした。韓国海苔も実は美味しいのですが、やはり日本の食べ物として売り出したほうが売れるので、日本語を使って売っています。そんなことは、海苔に限らずたくさんあります。

 日本ブースの正面です。なんだか質素で淋しい感じ。

あまり目立たないので、担当の方にちょっと言ってみると、
「予算がないので・・・・。」
そうですか。なんともさみしい懐事情です。



 このあたりは日本のブースが立ち並んでいました。

鰹節、ダシ醤油のお店です。 

丸徳水産

驚くくらい新鮮なお魚が並んでいました。
ボストンではこんなの見たことがなかったので、驚きました。こちらのお魚屋さんでは、ぶりの切り身”ハーブぶり”を試食させてくれましたが、かなり美味しかったです。
久しぶりにこんなに美味しいお刺身を食べることが出来て感激でした。

韓国のブース。屋根があって、遠くにいてもすぐに見つかるのでわかりやすい。


上2枚はさて、どちらでしたでしょうか。日本のお店ではなかったような・・・韓国かな中国かな。
それとも、アメリカ国内の日本企業かな。


 実は、この日はシーフードショーの隣でフードショーも催されていたので、そちらも覗いてみました。ここは、チョコレートとか、お菓子、スーベニアショップというかんじです。

 こちらは、フードというよりは、プラスチックグラスのお店ですね。こんなちょっとしたお店が出るんですもの、日本の合羽橋のお店を持って来たいところですね。

 ここは、ポップコーンのお店です。
かなり人気がありました。
ポップコーンの粒が小さくて、ちょっとしたお店に置くにはもってこいのカワイイ商品だと私も思いました。日本のソニープラザあたりで売っていそう。(ちょっと古いかなあ・・・)


 なんと、ビールの試飲のお店までありました。
暖かい日でしたので、結構人気がありました。


 ここは、ベーカリーです。
たくさんの、おいしそうなパンが並んでいました。アメリカのパンはいまひとつなので、頑張って欲しい。

 こちらは、オーブンまで使ったパフォーマンスで、とても美味しそう感が出ていました。
こういう演出って日本のお店も見習って欲しいですね。

 所狭しと並べられた、野菜たち。かじりたくなってしまいます。

 さて、シーフードに戻ってきました。ここは、海苔とか枝豆を売っていたので、日本のブースかと思いきや、違うようですね。中国でしょうか。
今回も中国の勢いはイやっと言うくらい感じました。

ニチレイ

この上の写真2枚はニチレイのブースです。
とても綺麗に陳列して並べられていますが、お客様は少なめ。やはりもう少し派手さと、試食を出して欲しいところです。ニチレイの美味しそうな冷凍食品の箱をずら~と並べるだけでも違うと思いますよ。


 これは、私が最近Costcoでよく購入する、ワンタンスープ、ワンタンヌードルのカップ麺です。
侮ってはいけません。海老がプリプリで結構美味しいんです。

ここは、中国ブースの商談スペース。たくさんの中国ブースがあるので、商談用スペースもかなり必要なのでしょう。中国市場の大きさを知らされます。

えびバイク




 上、4枚はニッスイブースです。
日本企業、いえ、このショーのなかでもかなり大きなスペースを取っていました。かなり力を入れているのが解ります。試食も、冷凍食品を使ったシーフードバーガー。食べ応えがあって美味しかったです。ブースの雰囲気も洗練されていて、かなりいい感じです。

極洋

ここは、またあまりにも淋しかったです。右側の縦長の陳列冷蔵庫に商品が置いてありますが、あまり美味しそうに見えませんでした。商談スペースのほうが大きかったのですが、これでクライアントは来るのかなあと言う感じです。

アメリカのスーパーに良く置いてある冷凍食品メーカーのブース。
やはり陳列が綺麗です。見やすいです。そして、食べていないけど美味しそうです。
こういった、商品の見せ方を日本企業は学ばなければいけません。
ここは魚市場ではないのです!

生牡蠣

試食で、贅沢にも生牡蠣です。右の白いセーターのおばさん。すごいたくさん食べていました!

私にとっては、とても勉強させられたイベントでした。
初めは、ただお魚を食べに行こう!と簡単に思っていましたが、だんだんと日本企業をどうにかしたいという思いと、実際のおかれた今の日本企業の状況を垣間見た気がします。少し辛辣な意見を書かせていただきます。

1、せっかくいい商品を持っているのに、まったく宣伝していない、宣伝しようとしないので、皆素通りです。興味を持って近づいて行った人にも知らん振り、これではいけません。なんの為にボストンまで来て出展しているのでしょうか。営業が下手です。英語が出来ないとかそういう問題でなくて、とにかく客をとらえなければいけません。現地の英語のできるバイトで充分です。話せる人を置きましょう!

2、スピード感がない。
試食するにも、時間がかかりすぎます。グズグズしているので、違うブースに行ってしまう人を多く見かけました。待っている人にも、一声かけて!すぐ試食できるように用意して、活気よくしなくてはいけません。

3、商品を良く見せる方法を学ばなければいけません。
おしゃれで綺麗で美味しそうな、商品パッケージ、広告のほうが絶対に受けます。

日本食はクールで格好いいと世界中で思われています。
こんなにいい印象を受けているのですから、もっともっと自信を持ってアピールしていいと思います。中国、韓国ブースは結局、寿司食材を提供するブースがほとんどでしたが、上手に宣伝していました。特に中国の会社はすごい営業力がありましたし、美味しく見せる技もありました。(もちろんダメなところも多々ありましたけど)
これは、漁業に限ったことではなく、日本企業全体がこんな感じなのでしょうね。
もっとハングリーに、もっと自信を持って!
エールを送る意味で私の意見を書かせていただきました。(って誰も読まないだろうけど・・・・)