2011年11月23日水曜日

奥様リサーチ サムスン

先日はサムスンの話をちょっとしましたので、その続きをはなしたいと思います。
今や、日本企業数社の売り上げがサムスン一社に追いつかない電気産業、アップルでさえ追い抜かれるのではと、あちこちで裁判を起こしていますが、一体何がそんなに違うのでしょうか。

まずはTV売り場へ行ってリサーチ!
サムスンの次に商品数が多かった、VIZIOと比べると、価格はVIZIOのほうが安いのですが、圧倒的にサムスンのほうがスタイリッシュです。このVIZIOは最近安価な家電でアメリカでシェアを伸ばしている会社です。本社はアメリカ西海岸ですが、商品の組み立て、製造はすべて台湾でしているそうです。
サムスンは日本製と比べてみると、あまり大差はないかなあという感じです。でもSONYのほうが画像がよかったりします。しかし、サムスンはなんかすっきり、綺麗で、薄いんです。特に画面の周りの枠が少ないし、端は黒でなく透明な資材を使っているので、余計に少なくすっきり見えます。つまり、日本製と比べてもカッコいいということでしょうか・・・・。

次はタブレット売り場へ!
やっぱりサムスンのGalaxyは一番格好いいと思いました。なんていったって薄い。ipadより安い。
でも、一番売れていたのはAcerとかいうタブレット。あとで調べてみたらAcerは台湾の会社で、かなり業績を上げている会社らしい。Acerはなんと200ドル台で売っていたのです。うーん、これなら娘のクリスマスにはいいかもしれないなあと思ってしまった私です。

人材
さて、先日韓国人の友人と話す機会があったので、いろいろと韓国企業のことを聞いてみました。まず、韓国は決して景気がいいわけではないそうです。ほんの数社が輸出で売り上げをあげているだけで、その代表がサムスンだそうです。また、サムスンには本当に優秀な人しか入社出来ないそうです。超、超、超エリートなんだそうです。ちなみに英語は必須で、みなペラペラですって。

日本人の私まで、サムスンの商品はいいと言ってしまうのは申し訳ないのですが、ここ数年、使用したホテルのTVはもちろん、スポーツジム、公共施設でも至るところで目に付いてしまうのです。スタイリッシュで、安くて、性能もいい。となったらアメリカ人は購入してしまいますね。
でも、アメリカ人の4割の人はサムスンが日本企業だと思っているんです。これは喜んでいいのか、悲しむべきなのか、迷うところです。そして、サムスン創業者は日本企業に追いつきたく、息子に日本企業、日本製品を学ばせるために日本の大学に留学させたらしいです。先見の明があったのですね。

どうしたら、日本企業もこの巨大なライバルに立ち向かっていけるのか、今後も奥様リサーチ頑張ろうと思います。


2011年11月22日火曜日

利き酒ショコラ


宮城の酒蔵 利き酒ショコラ






ショコラティエ パレ ド オールのシェフ・三枝俊介氏が宮城県を訪れ、被災されながらも復興に向けて力強く歩まれる宮城の酒蔵の方と出会い、この利き酒ショコラが誕生しました。

先日、主人がアジア出張の際に、宿泊したホテルで頂いたお菓子だそうで、チョコレート好きの私としては、ものすごく興味がそそられるお土産でした。
まずは、外見。シンプルな黒い箱の中には6粒のお洒落な模様のチョコレートたち。表面もピカピカひかり、ちょっと触ったら、すぐ指紋がついてしまいそうなくらい綺麗です。大きさはゴディバや普通のチョコレートに比べたら小さめです。
そして、香り。ほんのり日本酒の香りをかぐことが出来て、それぞれ、微妙に香りが違います。まるでボンボンのようです。いえ、ボンボンのようなお酒を前面に出したような強烈な香りではなく、あくまでも控えめな香りです。
最後に、お味。驚くほどに日本酒とチョコレートがマッチして、思ったより軽めで食べやすく、繊細なお味のチョコレート。本当に美味しかったです。

この日本酒とチョコレートのコラボ、世界にアピールしてはいかがでしょうか。
日本でもそこそこのお値段がするので、海外に輸出となると、この円高の中、かなり厳しいと思いますが、美味しい物は、美味しい。日本食通のセレブな方々は、日本酒も結構たしなみます。
マンハッタンあたりの日本食レストランあたりに置いてみるのは如何でしょう。
そして、季節はそろそろクリスマス。とりあえず、お世話になった娘の先生などに差し上げようと思います。





2011年11月21日月曜日

奥様リサーチ  Sony

Sony のブランド力

日本企業のブランド力が急速に落ちていると言われている昨今、TPPをめぐる賛成反対で日本経済の動きにとても興味を持ち出した私です。多少、売り上げが落ちたとしても、リストラしても日本企業に対してそんなにネガティブな印象をずっと持ってこなかった私は、最近になって初めて危機感というものを感じました。

先日BJ'sというCostcoの妹版のようなWhole storeに買い物に行ったときの事でした。
買うつもりは全くなかったのですが、TV売り場に行き、どこのものが置いてあるのか眺めていました。相変わらずサムスンのTVが半分以上ある中、日本製TVは寂しくSonyとSharpのTVがあわせて5台のみ置いてありました。日本国内にいると日本製のTVで溢れているいるので、一般の方はあまりわからないと思いますが、世界でのサムスンのTVが占める割合はかなりのもののはずです。TVだけでなく、他の電気製品もかなりのシェアを持っている売り上げNO.1企業なのです。そんな中、TVを見ている人が私に話しかけてきました。

「このサムスンっていうのは日本製なのか?」
「でも、Sonyが一番いいんでしょ?」

ずいぶんと時代遅れの人もいるもんだと思いましたが、実はこれが一般市民の感覚なんです。
その理由を裏付けるものに、その後こんなことに気づきました。全く同じ大きさで、同じ価格のソニー製とサムスン製のTVが並んで置いてありました。在庫を見るとサムスンは8台もあったのに、ソニーは2台しか残っていません。この2台っていうのは、型違いのTVの中でも圧倒的に在庫が少なかったんです。つまり、ソニーのブランド力は健在ということなんです。

あの、Appleのスティーブ・ジョブだってソニーに憧れて、ソニーのような会社にしたかったし、サムスンもソニーを目指していたんです。ソニーって本当に素晴らしい会社なのです。ソニーは様々なメディアコンテンツを持っていながら駆使していない、しきれていないような気がしてなりません。もっともっと頑張れる、大企業なんです。ちょっとプライドが高くて、妥協が出来ないところが欠点といえば欠点なんでしょうね。

私のような素人考えですが、とりあえず、売り上げを出すために、流行のApple製品を真似て商品を出してみたら、結構売れるのではないかと思うのです。特にipad。
この、PCタブレットはアメリカの中・高・大学生にはすごい便利な商品なんです。今や、宿題の範囲や教科書までPCで見ないと出来ないので、常にPCの前で勉強している子供たちですが、タブレットがあれば、どこでも自由に見ることができるので、ちょっとした時間でも宿題や調べ物ができちゃいます。ノートPCより軽いし、小さいし、安いので、今年のクリスマスに娘に購入しようか私も考えています。でも、ipadはちょっと高いので、BJ'sで見た他社のPCタブレットを考え中。どうして、日本製のタブレットがないんだろうかと思ってしまいますね。Sony製のタブレットがあったら、サムスンのGalaxyより売れるのではないかなあと私は思うのです。日本でもそのうち、勉強するにはPCが必需になってくるだろうから、早いうちに製品にしておくといいですよ。

あ、でも、Sonyさんのプライドが許さないですかね、真似するのは・・・・。